長崎県では墓石に金箔を入れる?
2023/02/08
こんにちは、くようのコトナラです。
お墓には、正面の仏石や竿石と呼ばれる部分に文字が彫ってありますよね。
元々は『○○家之墓』『南無阿弥陀仏(※宗派によって異なります)』と彫るのが主流でしたが、近年では従来の縦長の和型墓石から横型の洋型墓石への割合が増えてきたことで、『○○家』『絆』『ありがとう』など、彫られる文字も多種多様になりました。
他にも大切な人が亡くなった際に墓石へ彫る戒名など、ほとんどの場合、お墓には文字彫刻が施されています。
そんなお墓への文字彫刻ですが、九州(特に長崎県)では金箔入れをすることがあります。
他県の方がお墓に金箔と聞いたら驚くでしょうし、実際にお墓に金箔を入れている方にとっては当たり前のことかもしれません。
なぜ長崎県では墓石の文字に金箔を入れるのでしょうか?
鎖国時代、長崎県には中国を始め他国と貿易が許可されていた出島があります。
そのため中国の風習や思想などが多く取り入れられてきました。
中国のお盆では金を燃やす風習があります。
これが名残となり、長崎県の一部では墓石に金箔を入れるといわれています。
長崎県で墓石に金箔を入れるのは、中国の風習と日本のお墓文化が混ざり合って地域の文化へと昇華した結果といえるでしょう。
他にも長崎県は他の県と比較して独自の文化が多く、長崎ならではの風習があります。
これからもご紹介していけましたらと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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くようのコトナラ
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