屋根付きのお墓

こんにちは。

３月も近づき、少し寒さが和らいではやっぱり寒いという日々の繰り返しですね。

 

今日は鹿児島県のお墓についてご紹介します。

 

鹿児島県の墓地や霊園に行くと、ときどき屋根がついているお墓を見かけることがあります。

鹿児島市の一部や大隅半島で多く見受けられます。

 

お墓に屋根？　どうして？

そう思われる方も多いと思います。

鹿児島県にお住まいの方や実家がある方にとっては馴染みある光景かもしれませんね。

 

お墓に屋根を設置する理由は鹿児島県を代表する山、桜島にあります。

鹿児島県、特に鹿児島市の桜島の火山灰の影響を受けやすい地域では、火山灰から墓石を守るためお墓に屋根を設置します。

そうしなければ、火山灰で墓石が真っ白になるそうです。

 

屋根付きのお墓が並ぶ光景は圧巻で、鹿児島県の地域ならではと言えるでしょう。

中には家のような作りになっているところもあり、とても豪華な作りのものもあります。

 

これらのお墓を見ていると、単に火山灰を避けるためだけではなく、ご先祖様を敬う気持ちが込められているように思えます。

 

もし鹿児島県に足を運ぶ機会があれば、ぜひ、ご覧ください。