『送骨』ご遺骨は郵送しても大丈夫なの？法律は？

こんにちは。くようのコトナラです。

 

皆さんは『送骨』を知っていますか？

供養について調べていると目にする機会があるかもしれません。

 

送骨とは『骨』を『送』ると書く通り、ご遺骨を郵送することを指します。

ただし、供養における送骨とは送る行為だけを指すのではなく、お骨を取り出して郵送し、送った先で納骨することまでの一連の流れを送骨と呼んでいます。

 

そもそもお骨って郵送していいの？　そう思われる方もいるかもしれません。

その疑問はごもっともだと思います。

 

結論から言うと、送って問題ありません。

なぜかというと、お骨を郵送してはいけないという法律が存在しないからです。

 

お骨の扱いに関しては主に『墓地・埋葬等に関する法律』で定められています。

許可されていない場所への埋葬は禁じられているため、たとえば自由に家の庭へと埋葬することはできません。

お墓の移動も同様です。お墓を引っ越す場合は行政手続きをし、自治体に申請を行う必要があります。

 

送骨は法律的に問題ありませんが、配送業者によっては引き受けてくれないケースがあります。

代表的な宅配業者を見ていきましょう。

 

①ヤマト運輸

ヤマト運輸では、『宅配便約款』の中の『荷物の性質により拒絶するもの』として遺骨が記載されています。

そのため、ヤマト運輸でお骨を送ることはできません。

引き受けが出来ない理由として、佐川急便同様、紛失や破損に対応できないことがあげられています。

 

②佐川急便

佐川急便では、『佐川急便約款』の中で『荷物の性質により拒絶するもの』として遺骨が記載されています。

そのため、佐川急便でお骨を送ることはできません。

引き受けが出来ない理由として、ヤマト運輸同様、紛失や破損に対応できないことがあげられています。

 

③日本郵便（ゆうパック）

唯一、日本郵便のゆうパックではお骨を送ることができます。

そのため、送骨を検討の際は日本郵便を利用することになります。

ただし損害賠償の対象外となるので梱包や水濡れ対策には特に気をつけましょう。

損害賠償の対象外となる理由については、お骨には金銭的価値をつけられないこと、客観的価値を定められないことがあげられています。

 

送骨をご検討の際は、くようのコトナラにご相談ください。

送骨セットをコトナラからお客様のもとに送らせていただきます。

 

送骨セット単品のお買い求めもいただけます（１２０サイズ）

送骨セット単品のお買い求めもいただけます（１００サイズ）

 

また、お墓じまいの際に送骨を利用することがあるかもしれません。

あわせてくようのコトナラにご相談ください。