岩壁に浮かび上がる仏さま（大分県国東半島の磨崖仏）

こんにちは、コトナラです。

本日は大分県の国東市に来ています。
国東は石仏、石塔などが多いところであるとは知っていましたが、
なかでも熊野磨崖仏は、以前から気になっていたので
ちょっと足を伸ばしてみました。

磨崖仏（まがいぶつ）とは、
切り立った岩壁に彫刻された仏様や菩薩様のことです。
インドで発生し、日本には奈良時代に伝わりました。

大分県には全国の磨崖仏のうち約7割が現存しており、
なかでも臼杵磨崖仏は国宝としても知られています。
大分県内の磨崖仏の多くは国東半島に残されていて、
さまざまな仏様を岩壁に見ることができます。

今回訪れた熊野磨崖仏は、
平安時代後期と鎌倉時代前期に造られた国内最大級の磨崖仏。
国の重要文化財にも指定されています。
結構険しい道のりを進んでいきますが、
現在も修行僧の方はこの道を通って行かれるとのこと。






息絶え絶えにたどりつくと
岩壁に掘られた高さ約８mの不動明王と
高さ約6.8mの大日如来、圧巻です！



上のお社まで行きお参りをさせていただきました。
ここまで来たご利益がありますように。。。


地元の石材店様に伺えば、昔は石仏などの石工さんが多かったとのことです。
他の磨崖仏も機会があれば拝観して、皆様にご紹介できればと思います。


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